いのちのたび博物館 夏の特別展

Outline展覧会概要

紹介

「きもちわるいもの」「こわいもの」と思われがちな両生類・は虫類ですが、本展では、実物標本や生体の展示を通じて、その魅力や彼らを取り巻く環境について最新情報を紹介します。
世界最大級(全長約1.5m超)のチュウゴクオオサンショウウオの標本や、近年ぞくぞくと見つかっている新種など、多様に広がる両生類・は虫類の世界をどうぞお楽しみください。

館長挨拶

夏の特別展「ゾクゾク発見!両生類・は虫類展」では、現生の四肢動物の中でも異色な2つのグループ、両生類とは虫類に焦点を当て、その進化と多様性、最近の研究で得られた知見などを紹介・解説します。
両生類(約8,700種)もは虫類(約12,100種)も、四肢動物としては鳥類(約11,000種)やほ乳類(約6,700種)と比べて少数派というわけではありません。しかし、普段の生活の中で目にする機会が少ないこともあってか、マイナーな動物という印象を拭えないようです。また、有毒種を多く含むことやその外見から、気持ちの悪いもの、恐ろしいものとも思われがちです。でも、実は内心、ちょっとだけ興味があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?本特別展では、そうした単純ならざる魅力をもつこの仲間の多様性を、多数の実物展示を通して実感していただけます。
また、日本の両生類・は虫類の研究は日進月歩で、この10年ほどの間に新種の発見が相次いだり、逆に種名が統合されたりしています。ここ北九州市にも、実はそうした例があったのです。この特別展が、見過ごされがちなこの仲間の多様性に目を向けるきっかけとなれば幸いです。
最後になりましたが、本展開催にあたり、ご協力をいただいた関係者・機関の皆様に厚くお礼申し上げます。

ゾクゾク発見!両生類・は虫類展実行委員会
委員長 伊澤 雅子
(北九州市立自然史・歴史博物館長)

アンバサダー「FRUITS ZIPPER」のご紹介

アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」より2022年4月にデビューしたアイドルグループ。
多様なカルチャーと個性の集まるファッションの街“原宿”から「NEW KAWAII」を発信していく。

メンバーを代表して、福岡県出身の月足天音さんよりコメントを頂きました!

展覧会概要

展覧会名
いのちのたび博物館 夏の特別展「ゾクゾク発見!両生類・は虫類展」
開催期間
2024年7月13日(土)〜9月16日(月・振替休日)
開館時間
9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日
会期中無休
主催
ゾクゾク発見!両生類・は虫類展実行委員会
(北九州市立いのちのたび博物館、毎日新聞社、RKB毎日放送)
後援
福岡県教育委員会、tysテレビ山口
協力
  • 鬼山地獄、
  • 北九州市立自然史・歴史博物館自然史友の会、
  • 高田爬虫類研究所、
  • 橋元浩一氏